発達遅滞の性教育

少し前の事件ですが、青森県八戸市のデイサービス事業所で去年、生活支援員の男性職員が通っている少女への性的虐待があり、事業所が懲戒解雇していたというニュースを見ました。

 

通っている少女は「男の先生がおっぱいを触ってくる」と相談したために、母親が事業所に事実確認を求めたことにより判明。職位は触ったことは認めたが、「鬼ごっこなどの遊びの中で偶然に当たっただけ」と説明しているという。

事業所から報告を受けた同市が調査したところ、職員が少女の衣服の上から胸を触ったり、少女が嫌がっているのに脇腹をくすぐったりしたという。同市は、職員の行為を「性器への接触」に類するものとして性的虐待に当たると判断した。

 

このニュースを見て、韓国映画「トガニ 幼き瞳の告発(予告動画)」を思い出しました。

この映画、ろう学校で実際にあった性的虐待をモデルに作られた映画です。

愕然とするほどむごい映画ですが、目が離せないというか、悔しくて涙が止まらない映画です。
日本では絶対に作れない映画だと思います。

 

 

施設での性的虐待。時々聞きますね。

全く理解できませんが、実際にこんな人がいるんだという強い憤りを感じます。

 

発達遅滞のある患者さんも時々いますが、体は大人だけれど、心というか知的には子供のままですから、その体と知能のアンバランスさがなんというか、看護師から見れば子供のような可愛らしさで見れますけれど、ある一部の人に、確かに性的対象になることもあるのかもしれません。

 

発達遅滞の患者さんの性的教育って結構難しい気がします。

 

思春期病棟にいた頃、やはり年頃の男の子なので、性的興味も出てくる年齢で、女の子にも興味があるし、自慰行為も頻回で、巡視のたびにベッドでごそごそしています。「寝なさい!」と布団をはがしますけれども。世の中のお母さんがそうするように(?)・・・しないのかな?

男性スタッフが、教育してましたけど、なかなか女性看護師では難しいですよね。

 

女の子も、胸が膨らんできてもブラジャーをしていないとか、生理の時も不潔にしているとか、経血がついたままの服を着ているとか。親御さんもあまり気にしない人やお母さんがいないと、そういうことに無頓着というか、そんな家庭もあるので、ある一定の年齢になると、性的養育は必要だと思います。

 

発達遅滞のある人がそういう教育をうけないと、暴走する場合もありますので、それはそれで問題です。

 

学生の頃、精神科の実習で、入浴中の観察項目に「女性が外泊して妊娠して帰ってくることもあるから観察すること」なんて言われて、「え~~~!!!何をどう観察?精神科の人って結構お腹出てるけど!?(薬の副作用などで便秘が多いので)」って思ったことがあります。

 

時々、「気づかず妊娠、トイレで出産」なんて聞くと「はぁ?どゆこと!?」と思いますけど、それくらい無頓着というか、無知であることの恐ろしさがあります。

 

過剰に興味があるのも、計画なく妊娠出産も怖いですけど、無知であることもまた怖いですよね。

 

その人にわかるように性的教育必要だと思います。患者さん自身の身を守るためにも。

 

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