きみはいい子

きみはいい子

随分前に本で読みましたけど、今、映画上映しているんですね。

児童虐待のお話です。

きみはいい子

私は子供はいませんが、ちょうど私くらいの世代の人の話なのかな。

なので、子育てに悩みがある人なんかは共感を得る部分もあるのかもしれません。

思いっきり女性目線のお話です。

 

私の友達たちも、久しぶりに会うと、友達としては変わらないけど、おうちでは母親なわけだから、お母さんの顔は私の知らない友達なわけで、独身の頃はそれが垣間見えると、少し不思議な感覚がしました。

 

 

どんな人も「子供を窓から投げようと思ったことあるよ」というくらい子育てって大変というか追いつめられるものなんですね、たぶん。時々ニュースでも、子供を殺してしまったお母さんのニュースをしていたりしますけど、自分と同じくらいの年代の人なので、なんだか複雑な気分になります。

 

精神科に勤めていた時も、育児が出来なくて鬱になって入院という人も何人かいましたけど、完璧主義の人が多かった気がします。手が抜けなくて一生懸命なのはわかるけど、子供に愛情というよりは自分がそうしないと気が済まないという感じに見えたし、結果的には何ヶ月も乳児院や家族に子供を預けて自分は入院してしまう。

そういう自分を一番、ご自身が責めていると思うので、そのことについては責められないですけど、なんだか切ないです。

すごくしっかりした感じなのに、どこかアンバランスで甘えたい自分を隠しているような。

入院するとその方が主人公になるわけですから、それでいいんですけど、なんか釈然としない。

私の中で、古い考えだとは思いますけど、母親は自分を犠牲にして子供を育てるようなイメージがあって、私自身子供がいないので偉そうなこと全く言えないんですけど、なんだか違和感がありました。

きっと、お母さんたちも頭でわかっているけど感情でそうできなくて辛いんでしょうけど。簡単なことではないですよね。

自分も子育てしていたら、もっとアドバイス出来たり共感できたとは思ったりはします。

 

外に発散できるお母さんの方が健康的でいられる気がします。愚痴も言えばいいし、手抜きもすればいい。

子供より子供なのはどうかと思うけど、人間だから完璧じゃなくてもいい。お母さんがゆったりしている方が子供も顔色ばかり見なくて済む。

子供と二人で行き詰ってしまうと、方向がどうしても子供に向いてしまう。

 

誰が悪いという話ではないけど、周りの理解なのか、本人の成熟度なのか、器質なのか、全く別に原因があることもあります(姑さんとの関係やご主人との関係など)。

 

でも、そういう大人の都合で、子供が一番被害を受けるのは、やっぱりかわいそうだなぁ・・と思います。

 

産科の先生も子供産んでから、「3か月でもう復帰したい!って思っちゃった~」と言ってました。赤ちゃんのスペシャリストでさえそう思うんですよね。

やはり核家族の今、子育てって大変なことなんですね。情報はこんなにあふれているのに。

 

子育てしにくい世の中ですけど、小さいうちは、お母さんが幸せなら子供は幸せだから、子育てしやすい環境が整ったらいいなぁと切に願います。

 

虐待された子は虐待するというのはよく聞く話ですけど、すべてとは言いませんがその確率は確かに現場にいた時に高いと感じました。

 

自分の子供には絶対にそうしないように断ち切る強さが必要なんですね。

 

虐待は絶対にいけないけど、そこまで追いつめているのは何なのか。

そこのことに目を向けるの大切なことなんでしょうね。なんだかもやもやします。偉そうな自分にももやもやします。口では何とでも言えますから。

でも、やっぱり子供にしわ寄せが行くなんて嫌だな。

 

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